プロジェクトエッビ!第⑤章《泣いてもいいですか》

プロジェクトエッビ!第⑤章《泣いてもいいですか》

とりぢゅうの海老蔵です。気がつけばもう第⑤章・・。いろんなお客様より「毎日楽しみにしてるよ。」とか「次はいつ更新?」等この僕のしょうもない奮闘記を見て頂いてる事自体がとても嬉しいのにお褒めの言葉を頂くとても恐縮してしまいます。ありがとうございます。m(_ _)m
少々スパイスは付けていますがすべて実話でございます。過去にこのお話を聞いたお客様も多数いらっしゃるでしょうが、最後までお付き合いください。では第⑤章です、どうぞ・・。

 

ただひたすらハンドルを握りしめていた

いくらアクセルを回してもエンジンがかからない

ガス欠・・・

男は立ち尽くしていた

絶望感に打ちひしがれ、呆然とするしか出来なかった。

明るい未来は、一瞬にして暗い闇となった

 

つ~ば~めよ~~たか~いそ~らかぁ~ら~~♪

 

(´・_・`)・・・この顔で寒空の下ヒッチハイクをし始めて1時間、時刻は夜の11時くらい、2台目に通った車が止まってくれました。

止まってくれた車の方は新婚のご夫婦だそうで奥さんの腕の中には赤ちゃんが眠っておりました。旦那さんの実家の方に帰省している途中だったらしいです。。

『どうしたの?』

寒さの限界だった僕は、声を掛けられた安心感と、その優しい口調で涙が出そうでした。         (T ^ T)

「ガス欠してしまって・・」

小ネタをはさんでる場合ではないと思った僕はケツはケツでも・・のくだりは飲み込み、早速準備していたポンプをさっと取り出し

「恐縮ですがポンプがあるのでもしよろしければ、少しだけガソリンを分けていただけないでしょうか?」

『いいよいいよ、元日なのに大変やねぇ』

そうです、元日の夜です。アホですぼくは。

こうなった過程を話すと旦那さんが、

『いやー、オレも若い時に単車で旅をしたことあるよ。でもその時は春だったし、真冬に原チャリは気合入ってるね!』

と言ってくれたので、すごく自分が誇らしい気持ちになりました。(アホなだけですけどね)(T ^ T)

そしてガソリンのキャップを開け、ポンプを差し込みました。。

グイッ、グイッ・・

キュポッ、キュポッ・・・

『なかなか届かんなぁ』

「そうですねぇ、逆ですかねぇ」

いろんなパターンを試したりしながら15分ほど過ぎ、赤ちゃんを寝かせた奥さんも様子を見に降りてきた時でした。。

旦那さんと奥さんと3人でポンプの仕組みを見ていると、根元の方にある文字が書いてありました。

【灯油用】

《そりゃ届かんわ!!》

2012年1月1日日付の変わる少し前、真冬の空の下、3人でポンプに突っ込みました・・・

(T ^ T)

 

次回、
プロジェクトエッビ!
第⑥章《別れ》

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