プロジェクトエッビ!第⑥章《別れ》

プロジェクトエッビ!第⑥章《別れ》

皆様こんにちは。。今日もプロジェクトエッビのお時間がやって参りました!(´∀`)前回ではまさかのガソリン補充できずに終わってしまいました。。

果たしてガソリンは補充できるのか??生きて熊本に辿りつく
のか??

熊本馬刺しにありつけるのか??

では第⑦章です・・・

・・・『困ったねぇ・・』

星山さんがつぶやきました。(助けてくれた方の名前です。)

「どうしましょうか・・」とりあえず寒すぎた僕は、途方に暮れるしかありませんでした。公衆トイレで紙が無い時くらい途方に暮れてました。。

『近くにスタンドがないか調べてみようか。』

そう言って星山さんはナビで、2km先のスタンドを見つけてくれました。

「ありがとうごさいました!!」

さすがにこれ以上は星山さん御家族に迷惑をかけられないと思った僕は、歩いてそのスタンドに向かおうとしました。

すると、、

『バカタレ!!』

バシ—–ッ!!!

「あべしっっ!!」

・゜・(ノД`)・゜・

『こんな寒いのに歩いて行くやつがおるか!!』

『送ってやるからさっさと乗れ!!!』

こんなに怒った星山さんは初めて見ました。と同時に、
そこには、不器用な男の優しさがありました。

(本当は普通に送ってくれました。)

(´・_・`)

スタンドにつくと、星山さんはスタンドの従業員のもとへ歩いていきました。

そのスタンドには貸出用のガソリン缶がありませんでした。ですが従業員の方が親切にしてくれて、売り物を貸していただき、
無事に補給することができました。

「本当にありがとうございました星山さん!!」

『いいよいいよオレも昔旅をした時に似たような経験をしたことがあるからね笑。気をつけて帰らんとねぇ』

そう言って、星山さんご家族は走り去って行かれました。(幼いころに見た西部劇の映画で、さすらいのガンマンが街を盗賊から救い、さっそうと去る時の後ろ姿と重なって見えました。)

ちなみに、奥さんはかなり綺麗でした!!(´∀`)

本当に本当に素晴らしいご夫妻でした!!

ただ連絡先を聞いていなかったのが、お礼が出来ないので唯一の心残りです。。(T ^ T)

なので、もし何かのご縁で北九州にいらっしゃることがあれば、ぜひおもてなしをさせて頂きたいと思っております(^-^)

 

 

次回
プロジェクトエッビ!
第⑦章《ついに宮崎in!》

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